兵庫県西宮市で注文住宅ならアーキベース一級建築士事務所。
私も何種類かの住宅雑誌を購読しています。
それぞれに毎月興味深い特集を組み、我々、建築家が見ても大変参考になります。
建築のプロが見ても役に立つのですから、これから家づくりを始める方が見れば、いろいろな実例や体験記、さらには資金計画の資料など、夢が広がる内容もあれば、現実をしっかり見直せる内容もあります。
しかし、使い方を間違えてはいけません。
使い方を間違えてしまうと、建築費を無駄に使ってしまう恐れがあります。
まず住宅雑誌を一冊、手に取ってみてください。
けっこう分厚くて重みがありませんか?
次に、パラパラとページをめっくてみましょう。
ここで気付くことがありませんか?
そうです、宣伝広告が極めて多いのです。おそらく、大半の建築雑誌がそうです。
出版社が営利目的で雑誌を発行するのですから、当たり前ではありますが....
特に多いのは、大手ハウスメーカーやフランチャイズ(地元業者が経営しているが、加盟金を本部に納めて、○○ホーム・△△ハウス等の看板を掲げている店)の記事です。
先にも述べたように、出版社の目的は広告を載せることで得る広告費です。
ですから、普通に考えれば広告を出してくれる会社の不利益になるような内容は記事にしません。
つまり、たとえ広告主のメーカーが、あなたにとっての良い家を提供しなくても、紙面にそれを載せるわけにはいかないのです。
では、どうやって活用すれば役に立つのか....? その一例をあげると....
①あなたが今住んでいる家の不満なところを挙げてみる
②将来あなたの家族や、家族のあり方をシュミレーションしてみる
③ ①の問題点を解決し、②の未来像を視野に入れ、あなたとあなたの家族が納得できる家がどんなものかを想像してみる。
以上の三点を踏まえて、雑誌をめくってみてください。
そうすれば、あなたにとって本当に必要な情報が目に飛び込んできます。あるいは、あなたにとって不要な情報を頭に入れなくて済むようになるはずです。
そうすれば、過剰に彩られた家に惑わされず、あなたの家づくりにとって本当に必要な情報を得ることが出来るはずです。
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