兵庫県西宮市で注文住宅ならアーキベース一級建築士事務所。
はじめて家を建てる方の多くは、まずモデルルームに行かれるようです。
完成している建物を見学して、自分の家づくりの参考にしようと、出掛けられるようです。
しかし多くの場合、豪華なしつらえに目を奪われてしまい、肝心なところを見落とす事が多いようです。
はじめてのモデルハウス見学で必ずといっていいほど犯してしまう失敗があります。
それはどんな点でしょうか?検証してみましょう。
驚いてはいけない
玄関に入るとすぐに、「うわぁ~、ひろ~ぃ!」と思われるはずです。その通り、思いっきり広く作ってあるんですから。
一般の家庭では、家族構成や導線の事を考えても、2m×2m程度もあれば広いくらいです。
間違っても、「こんな広い玄関になるんだぁ~。」とは思わないでください。
ここで驚いたら、営業マンの思うツボ、グッとこらえて冷静に中へお進み下さい。
ワクワクせずに厳しい目で
玄関に入ってそのままリビングに行き、そこで、「素敵なソファ~」「かわいい カーテン!」などと、ワクワクし始めたら赤信号です。
モデルハウスは、各住宅メーカーがお金に糸目をつけずに作り上げた広告塔です。素敵なソファもかわいいカーテンも広告用です。
惑わされることなく、厳しい目で確認してください。
標準仕様とオプションの確認を
モデルハウスを見学して困るのは目移りです。
置かれているものは全て広告用なのですが、自分がその家に住んだ状況を想像してしまうのです。
しかし、現実にはそんなにお金の掛かるもばかりを揃えることは出来ません。モデルルームを気に入り、住宅メーカーに依頼したものの、現実とのギャップに気づかされ、家づくりを諦めてしまわれる方も少なくありません。
豪華絢爛なモデルハウスには、多くのオプションや装飾品が飾られています。
その一つ一つが標準仕様なのか?オプションなのか?しっかり尋ねましょう。
設備は身の丈にあったモノを
最新のキッチン・ジェットバス....モデルルームは全てハイグレードのもので揃えられています。
しかし、あなたの暮らしに本当に必要なものかは疑問です。
建築費を無駄にせず、いい家を建てたいと考えるなら、本当にお金をかけるべきところを間違えないようにしなければなりません。
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